デイゴを探して・・・

 兄がこんなにも「燃える!」人だとは思わなかった!旅で知った新発見!

父親の痕跡を見つけ出そう、というのは、解る。しかし、兄は、私の旅の望みの一つ、デイゴの花探索に誠心誠意、尽くしてくれたのである。

  最近ヒットしています島唄に最初に出てきますね、デイゴの花、「デイゴの花が咲き 風を呼び嵐がきた」その花である、見たことはない。しかし、今度の芝居公演「ちぎられた縄」で私の台詞にも何回か登場する、見れるものなら見てみたいものだ、そして、手に入るなら手にしたいものだ、そんな感情も旅の望みにあった。兄にも当然に話した。

 そしたら兄は、ホテルの従業員、そう、誰にでもお薦めしたいほど立地、サービス、食事、料金が優れていますホテルです、そのうら若き女性従業員に、兄は聞いてくれたのです!「デイゴの花ってどんな花?」って。そしたら、現地の植物写真集みたいなものを見せてくれたらしく、兄の先入観に、デイゴの花がイメージしたようなのです。それに基づいて、動きました、はいはい、父の痕跡探訪を終えてからね、あちこち回りました、伊良部大橋を渡って、伊良部島まで行きました、そして聞きました、でもわからない、無い!

 聞き歩くことで有力情報が入りました、平良の熱帯植物園にデイゴ通りがある!やっとデイゴの花に対面できる、と期待して行きましたが、残念無念、立派な大木とご対面できました、デイゴの花と木ってこんなに大きな樹木だとは知りませんでした、対面できなかった最大の問題は、まだ時期がイマイチ早かったこと、しかし、仮に最盛期に行っても、どのくらい見れたかは、不透明です。

 訳は、近年、デイゴの木に、害虫が繁殖して、枯れてきているそうなのです。初めて、そんな事実も知れたデイゴ探訪、生まれて初めてデイゴの花に出遭えたのは、旅から帰ってその後、薬草ボランティアで月に一回通っています水戸市植物園の熱帯植物園で、1、2輪の開花を確認、探していた恋人に会えたような感動を覚えました。

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 過日の芝居では、軍人から転身して、陶芸の道に進むジョニーの台詞、「シマブクロ センセイ デイゴノ ハナ イマ サカリデスネエ」先生は答えます、「デイゴの花は火の花です、情熱の花です、あの花を見てると守礼を感じます」

 守礼とは沖縄の伝統の神髄で、平和、武力を禁じて、礼を守る、そんな意味で、沖縄人の誇りの言葉である。

 

 デイゴのセリフを言いながら、宮古島のデイゴ探しと、兄の弟愛を思っていた・・・。もちろん、芝居の観客に兄も居た・・・(つづく)