フクシマの現況

私はこの方々の行動を支持するな。
原発ゼロの会・政治家版。
今朝来た河野太郎さんの配信記事、今のフクシマ現況が解って良い!
 
......ごまめの歯ぎしり  メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
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原発ゼロの会で二回目となる福島第一原発の視察を9月22日月曜
日に行いました。
 
参加議員は近藤昭一、秋本真利、菅直人、小宮山泰子、阿部知子、
鈴木望の各代議士と私です。その他に逢坂誠二、服部良一元代議士
と加藤修一元参議院議員も参加しました。
 
菅元総理は事故翌日以来の福島第一原発訪問になりました。
 
上野駅7時発のスーパーひたちで9時過ぎにいわき駅に到着。
10:20 Jヴィレッジにて昼食、ホールボディカウンタ受検
12:00 第一原発到着サイト内視察(15:40まで)
16:20 Jヴィレッジにてホールボディカウンタ受検
18:00 いわき駅到着 18:20のスーパーひたちで帰宅。
 
昨年使った全面マスクは鼻と口を覆うものに変わっていましたが、
サイト内に入るための準備そのものはあまり変わっていません。
 
着ていったものはパンツ1枚だけを残して総着替え。
 
パンツの上に支給される長袖、長ズボンの下着上下を着て、ビブス
を着ます。背中に冷却材を入れ、左胸に線量計と入館証。
 
タイベックのつなぎ上下、靴下二枚ずつ、綿手袋、ゴム手袋とシー
ル、さらにその上からもう1枚ゴム手袋。
 
帽子、マスク、メガネをしていない人はガンマ線防止メガネ、タイ
ベックのフード、ヘルメット、サイト内用の靴、靴カバー。
 
涼しい日でしたが、汗ぐっしょり、のどはからから。マスクを締め
すぎた人はみんな頭が痛くなっていました。
 
作業環境はかなり劣悪です。この中で作業している方々には本当に
頭が下がります。
 
サイト内の視察は主に4号機の使用済み燃料の取出し工程を作業現
場まで上がって視察し、さらに凍土壁の工事現場と地下水バイパス
の井戸等を視察しました。
 
総被曝量はガンマ線で0.02マイクロシーベルト、ベータ線では
0.0マイクロシーベルトでした。
 
3号機横では毎時95マイクロシーベルトの線量を記録しました。
 
4号機の使用済み核燃料取り出し作業を行っている現場では、毎時
8-20マイクロシーベルトでした。
 
作業員の数が約6000名と昨年の視察時よりもかなり大きくなっ
ていました。そのうち半分近くが土木作業に従事しています。
 
作業員の大部分は、月平均で1ミリシーベルト、年間にして12ミ
リシーベルトの被曝をするようですが、年間50ミリシーベルト、
5年間で100ミリシーベルトという上限に達するようなことはま
ずないという説明でした。
 
しかし、建屋に入る作業だと一回の作業で1-2ミリシーベルトの
被曝をしてしまい、凍土壁など建屋の近くでの作業でもかなり高い
被曝になるため、計画的に配置替えをして被曝線量を抑えていまし
た。
 
凍土壁の作業は毎日午後5時からのシフトで進められ、周囲150
0メートルに1メートル間隔で冷却材を入れるケーシングを地下3
0メートルまで打ち込む作業が進んでいます。
 
地下水が流れ込んでいるような流れのある部分も凍るのかどうか、
まだまだ不明な点もあるようです。
 
作業員の休憩所として8階建ての大きなビルが第一原発の入り口付
近で建設が進められていました。
 
作業員のけがについては、担当する工事の経験が深い作業員にも起
きていて、マスクや手袋、タイベックなどを装着して作業をすると
いう福島第一の現場の経験が浅い人がけがをしやすいようです。
 
入所時の教育の更なる徹底が必要です。
 
アメリカ人の溶接工など、経験が必要とされる部分には外国人の作
業員もすくなくありません。
 
バスから降りない視察は、現在、地元の方々を中心に、1日2回程
度行われているようです。
 
日立製の高性能ALPSの稼働が間もなく始まりますが、高性能と
は廃棄物として出てくるものが少なくて済むということです。
 
現在も汚染水の量は1日400トン、2日半で1000トンタンク
がいっぱいになる状況は変わらず、サイト内のタンクは増え続けて
います。
 
汚染水の発生を防ぐために地下水バイパスで1日300トンをくみ
上げますが、それによって300トン地下水が減るわけではなく、
周りから水が回ってくるため、300トンをくみ上げると50-8
0トンの水が減るようです。
 
表面を舗装して雨が地下にしみ込むのを防いだり、さまざまな対策
を講じて地下水の流入を1日あたり100-130トン減少させた
いとのことでした。
 
4号機の使用済み核燃料の取出しは、順調のようですが、曲がった
ものや穴の開いたものが数本あり、それらの取出しは最後になるよ
うです。
 
被曝線量の管理をはじめ、作業員の安全管理の仕組について、原発
ゼロの会で議論をしていきたいと思います。