2014年01月27日 長丁場の勉強会 茨城県 水戸黄門様が母(谷久子)の菩提を弔うために建立した久昌寺。日蓮宗本山の一つとして朱印地300石・水戸藩最大の寺。時は元禄、隠居した黄門様がこよなく愛した寺の事実上の住職・日乗上人(にちじょうしょうにん)は克明な社務日記をつけていた。この日記を読み下す勉強会に昨日は参加した。朝の10時から夕方4時までの長丁場。2月一杯まであと3回続きます。 会場は西山研修所。このあたりはかつて久昌寺の三昧堂檀林があった場所。最盛期は全国から数千の僧侶が修養する道場だった。講師先生は石川誠さん。水戸黄門研究で近年注目されています。この日記は私も何度も読んだがなかなかすべてを解りきるのが難しい。こんどの解読会で少しは前進するかな。あ、そうそう、この研修所、県から市に移管されたからかな、お昼の食事も美味しいし、一番のメリットは阿武隈の稜線や国見の山々がよく見えて気持ち良い立地だ。