川の魚はだれのもの?!

悲しい朝になった。予感が当たってしまった!
 
前坪橋の鯉のことである。数日前から少し様子がおかしいな、と感じていた。橋の上にいた人影、動きが変だと思った。大人二名、結構な年だ。大きな袋、そうモミか肥料を入れるような袋を抱えていた。私の姿をみたら袋を持って消えた。いつもパンとご飯をあげる橋の上に行って不思議に思った。いつもより鯉の姿がぐんと少ない。大雨も降って下流へでも下ったのかも知らないと考えた。でもあの袋を下げた男たちは一体・・・?
 
今朝も4枚きりの食パン1枚と茶碗1膳分のご飯を持って前坪橋へ。橋の上にこないだ見かけた男一人と、中高生くらいの少年二名がいた。
イメージ 1釣り糸が下がっていた。やはりあの男は鯉を取っていたのだ!
イメージ 2そして驚いたことに、一匹の大きな鯉が・・・!白い腹を横にして流れていくではないか!私は聞いた、男に。「なんですか?あれ。なんで死んだの?」
男は言った「知らん。上からながれてきたんじゃねえかな」
橋の上には二本、不思議な液のペットボトルがあった。紫色!?人間の飲むものではないと感じた。
イメージ 3
橋の下にはいつもは大量に寄ってくる鯉の姿は皆無に等しい。わずかに一匹が泳いでいただけ。私の姿に男と少年たちはいなくなった。
 
川の魚は誰のもの?私のものでもなければあの男たちのものでもない。大自然の神秘のものだろう、そう思う。しかし・・・。私のものでもあり、もしかしたら、あの男たちのものでもあるのかも知れない・・・。
私は毎朝、あの鯉たちと話しながらパンとご飯を上げるのが日課になって久しい。その楽しみが消えるのかと思うととても悲しかった。寂しかった。
男たちはまた別の場所に獲物を追うのだろうか。
 
なんか複雑な、悲しい朝になった。