宮古島の旅その4「女物狂」ってなーに?

今、芝居の稽古をしていて、台詞を覚えること以上に最大の難関は、この玉城朝薫さんが作られた組踊りの、「女物狂」(おんなものぐるい)の一節を、私が演じねばならないのです。私の暮らしています、鯨が丘商店街に、昔、阿波踊り一行が見えられまして、商店会の役員だった私も、踊りの輪に入らねばならなかったのです、ダンスや踊りが大の苦手、手足腰の動きがア…

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宮古島の旅その3 「冊封と琉球芸能」

旅というものはとっても良いものであります。新発見が一杯ありますからね。「冊封」さくほう、と読みます、この目新しい言葉を知ったのも、今度の旅でした。冊封とは、冊、つまり文書を介して、天子と近隣の民族の長が君臣関係を結んだ状態を言うそうです。琉球王朝時代(15世紀から19世紀)、沖縄は中国の冊封体制下にありました。中国の国王の代わりに、冊封…

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芝居の縁も・・・旅の動機に

小学生の時、確か3年か4年だと思うが、学芸会で狂言を演じた。附子(ぶす)という題名、毒といわれ触るなと主人に言われたのに、ご主人が外出中、冒険心旺盛な家来が舐めてみたら美味しい砂糖だったという狂言。太郎冠者か次郎冠者になって演じ、担任の先生に褒められた記憶がずっとあった。 常陸太田にはこの10数年来、注目の市民劇団が活躍している。橋…

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